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「〇〇という高額塾に騙されました・・・」
こういった相談が毎日のように私の元に届きます。
まずは結論から申し上げますと9割が詐欺です。
もちろん中には本当に素晴らしい塾もありますが、ほとんどが詐欺だと言っても過言ではありません。
そこで今回はその詐欺の手口と対策を徹底調査していきたいと思います。
「騙される方が悪い」という人もいますが、私の考えでは「騙す方が圧倒的に悪い」です。
高額塾詐欺の手口
騙されるより騙す方が圧倒的に悪いです。
でも残念ながら、世の中詐欺はなくなりません。
だからこそ、世の中にどんな手口があるのかを理解しておく必要があります。
手口を知っていれば、騙されずにすみますし、怪しいと思ったらその場で対策を練る事も事前にできます。
最近のよくある手口をご紹介しますので、ぜひ自分の身を自分で守る知識を身に着けて頂ければと思います。
泣き寝入りするしかない現実
最近増えて生きている詐欺の一つが高額塾です。
私の元に寄せられる相談もほとんどが高額塾関連です。
一昔前は高くても10万円以内でしたが、最近は最低30万、高い場合は300万という教材も増えてきております。
私の元にも毎日のように、
「〇〇という塾に騙されました」
「〇〇さんのコンサルに詐欺にあいました」
といった相談があります。
そういった塾の主催者はたいていが逃げ道をいくつも作っているので、騙された人は泣き寝入りするしかないのが現状です。
弁護士をたてて返金請求をしようとしても、莫大な費用がかかります。それをこの詐欺者たちは知っているのです。
また、クレームが増えてくると、ある日突然とんずらします。
塾やコンサルの専用ページを閉じて、一切連絡できないようになります。そして半年後にまた別の名前で同じような詐欺をはたらきます。
それにより何千万、何億というとてつもない売上を叩き出しているのです。
まずはアドレスを大量に集めます
それでは早速、その手口をお伝えします。
高額塾の手口はまずは広告を出稿してアドレスを大量に集めます。(これは無料オファー、無料オプトインともいわれています)
過去記事の無料オファーアフィリエイトで今の6倍稼ぐ方法。無料オプトインの裏話でお伝えしたような手法で集めていきます。
名前とアドレスがセットになったもので平均500円前後です。
それを短期間で1万件ほど集めます。大規模の業者の場合10万件ほど集める場合もあります。
1万件だとして掛かる広告費は500万円となります。
自作自演の動画を嫌というほど見せられます
そして、集めたアドレスに対して毎日長い動画を見せられます。
最近は対談式の動画が多くて、2~3人がインタビュアーで販売者がその質問に答えるというパターンが多いです。
また、動画の中で実際に作業をして、3日後に報酬がすでに発生しているという、いかにも「簡単に稼げそうなイメージ」を演出しています。
それを見たインタビュアーがわざとらしく驚いて、「これをやらないのはもったいない」など見ている人をあおり始めます。
そして視聴者に「自分にもできそう」と十分に思わせたタイミングで塾やコンサルの詳細を発表するという手口です。
100人に1人が買えば莫大な利益
この手口によって最低でも見ている人の1%が購入します。
つまり1万人いた場合は、100人が購入するという事になります。
高額塾は最低でも30万円はするので、
100人×30万円=3000万円
つまり、主催者は3000万円もの売り上げを作り出してしまうのです。
経費・・・500万円(500円×1万アドレス)
売上・・・3000万円(100人×30万円)
利益・・・2500万円
このように一回開催するごとに2500万円の利益を出しています。そしてそれを年に3回ほど行います。
ボーナス時期に狙われる!
こういった高額塾は7月、12月、3月に募集される事が多いです。
7月、12月に多い理由はお分かりですね?
そうボーナス時期だからです。こういった業者は財布がホクホクなボーナス時期を狙ってきます。
また3月は年度末で「新しい事に取り組みたい」という人や「仕事を辞めて何をしよう?」という人をターゲットにしているのです。
この時期に塾の募集がきたら要注意とお考え下さい。
まだまだ詐欺は終わらない
最近の高額塾はこれで終わりません。
ここから二の手、三の手を周到に用意しているのです。
追加請求詐欺
人に何かを買ってもらいたい時、どのタイミングで案内すると良いと思いますか?
それは、財布を開いた時です。
例えばコンビニのレジの前に並んでいる商品を欲しくも無いのについつい買ってしまったという経験があると思います。
なぜならすでに財布を開いているからですね。
また自動車など高価な買い物をする場合にも、契約の途中で販売員にオプションを進められたというケースも多いと思います。
普段なら買わないような10万円もするようなオプションも何百万という車を買ったタイミングなので安く感じて契約してしまう人も少なくありません。
これと同じことを高額塾の主催者は行っています。
クレジットカードで決済した次の画面で「一度きりのご案内」というタイトルでオプションの商品を見せられます。
「マンツーマン指導」「ツールを無料で使用できる権利」などが最近は多いです。
その場合は塾の30万円という金額よりも大きい50万、100万という場合も少なくありません。
これは値段が高ければ高いほど信用するという心理を利用した手口です。とくに30万円という大金を支払った後なので、「なんとしても成功したい」という心の隙間をついた手法ですね。
塾に参加した人の30%の人はこの追加請求に支払ってしまいます。
100人参加してくれたとしたら30人もの人が支払うのです。
追加請求が50万とした場合30人×50万円で1500万の利益です。ここには広告費がかかっていないので、丸儲けですね・・・
これが追加請求詐欺です。
問い合わせに返答しない詐欺
ちなみに私が稼げるようになったのは綺麗なデザインやコピーライティングなどの小手先のテクニックを捨て「稼ぐ事に直結するノウハウだけを、ひたすら実践し続けたから」です。
いざ高額塾に参加したら後はもう主催者のやりたい放題です。
質問、問い合わせをしても返事は返ってこない、やっと返事がきたと思ったら「調べて分かるような事は質問しないでください」の一点張りです。参加者が諦めるのをじっと待ちます。
しつこく問い合わせをしていると、いずれ「サポートの範囲外になるので追加で30万円支払ってください」という返答がきます。
サポートは万全って言ってたのに・・・
そして最後はとんずら
このような適当な対応をしていると当然クレームが主催者に届くようになります。
そしてクレームに対応できなくなった主催者が次に取る行動は一つです。
そう、とんずらです・・・
訴えようにもどこに訴えてよいか分からず、警察に相談しても相手にされません。
本当にこれで泣き寝入りをしている人は年々増加しています。
詐欺を見抜くための対策
このようにあなたが想像している以上に高額塾詐欺は巧みに心の隙間をついてきます。
今、一番多いのは今回紹介したパターンです。
とくに長い動画の中で自作自演をしている業者は本当に注意が必要です。
正しく真面目に運営している人は、このような自作自演の演出はしません。
以前流行した、芸能人を使ったやらせ詐欺に似ていますね。もう忘れてしまった人もいると思いますが、その詐欺とは芸能人に使ってもいないサービスをブログの中で紹介させるというものでした。(ちなみにその時のオークションサイトは詐欺罪で捕まっています。その詐欺に協力した芸能人も事務所規模が小さい場合は芸能界をほされましたね・・・)
こういった「やらせ」をやるような業者は全て詐欺を思っていただいても過言ではありません。
詐欺から身を守るには詐欺の手口を知るのが一番の手法です。
今後もまだまだ色々な種類の手口が増えてくると思いますが、その際はアフィリエイト探偵までお気軽にご相談頂ければと思います。
まとめ
ネットビジネスにはブログアフィリエイト、メルマガアフィリエイト、SNSアフィリエイト、動画アフィリエイトなど様々な手法がありますが、そのどれもが「全員がハッピーになるもの」でなくてはならないと私は考えています。
誰か一人が得をして、その他大勢が泣きを見るのは、商売でも何でもありません。
商売の本来の姿は「WINWIN」の関係を築き上げるものです。その価値に納得した人が対価を支払うというのがビジネスの基本です。
ぜひ「関わる人が全員得をするビジネス」を心がけてアフィリエイトに取り組んでいって頂ければと思います。
基本的な考え方や、正しい行動の仕方はアフィリエイトの始め方にて学んで頂ければと思います。
最後までありがとうございました。